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2018年7月31日 (火)

8cm屈折望遠鏡自作~鏡筒準備編

明日は火星の大接近の日です。火星は2年2か月おきに地球に接近するのですが、その中でも特に地球との距離が近いには15年ぶりだそうです。実際、先週末の夜には満月の月明かり中でも赤色に輝く火星が良く見えました。
 
せっかくの大接近、肉眼で楽しむだけじゃもったいない、望遠鏡で見てみたいなぁ~と思いが沸き立ちます。そしてふと、望遠鏡のパーツが家に転がっているのを思い出しました。
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子供の頃、父親がパーツを買ってきて組み立てた口径8cmの屈折望遠鏡です。今、実家には16㎝の反射望遠鏡という立派な望遠鏡があるので、この子は引退して分解された状態で眠っていたのを数年前に貰ったものです。この機会に復活させることを思い立ちました。
 
望遠鏡の性能のカギを握るのが、レンズのスペック~とくに口径が非常に重要です。この対物レンズの性能は
口径80mm、焦点距離1000mm、F12、2枚玉アクロマートレンズ
です。望遠鏡に興味のない人には呪文みたいですが、知識のある人なら、「あぁ~いかにも昔のレンズだなぁ」っとの感想を抱くはずです。最近はEDだのSDだの特殊なガラズ材を使った焦点距離の短いレンズが流行っています。でも、こういう長焦点のレンズは普通のレンズでも収差は目立たないですし、高倍率を利用する惑星観察には適しているはずです。
 
30年以上前のレンズですが、ラップして埃とか入らないように綺麗に保管されていたので、カビも生えずに新品同様の状態でした。レンズはカビが生えると曇ってダメになってしまうので保管状態は重要なんです。
 
望遠鏡として使うにはもう一つのレンズ~アイピース(接眼レンズ)が必要になります。写真の右上に小さく写っているのがそれですが、質の悪い安物なので、これは使わずに新規購入することにしました。これに関しては話が長くなるので別記事にします。
 
もう一つ重要なのが鏡筒・・・子供の頃に自作したときはボール紙を丸めて接着剤で固めて筒をつくったのですが、それはもうありません。新たに自作する必要があります。これをどうするか数日間悩みました。
鏡筒を接続する先であるレンズを収めているセルの写真がこれで、
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鏡筒と接続する側の内径は83mm、外径93mmでした。一方、アイピース側
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これの外径は79.5mmでした。ということは内径80mm、外径83mmの筒があれば両者ともぴったりとはめることができそうです。市販の望遠鏡はアルミなどの金属パイプが使われているので、手に入らないか探してみました。
 
最初に思い立ったのが、ステンレスの煙突、ホームセンターに行ってみましたが、通常のストーブの煙突は106φで、当然このサイズしかありません。そもそも真夏なのでストーブ関係の商品はほとんど並んでません。通販で探してみると80φのシームレスステンレスパイプが売ってました。値段も2千円強となんとか我慢できる範囲でしたが、送料が同じくらいかかります。最近、通販の送料は北海道だけ特別割り増しが多いですね。さすがにただのパイプに5千円以上かけるのはもったいないので、この案は却下となりました。今回の望遠鏡は極力お金をかけないつもりです。
 
次にアルミパイプを探してみたところ、車のアフターパーツで80φのアルミパイプ(TRUST 汎用アルミパイプ 80パイストレート)が売ってました。しかもオートバックスの通販で店舗受け取りを指定すると送料は無料。これはありがたいのですが、この手のパイプの直径は外径をさすので、外径が80mm、内径は76mm程度です。これだとちょっと小さくて使うことができません。内径が80mmというパイプは見つけることができませんでした。
 
最後の切り札が、塩ビパイプ、自作望遠鏡でよく使われる材料です。なにしろ、上下水道とかさまざまな配管で使われるので、どこのホームセンターに行っても安価で売られてます。サイズはJISで規定されているので、事前に寸法をチェックできます。VU75を買えば、外径89mm、内径83mmとなるので、一番合いそうな感じです。しかしこのサイズではレンズのセルとほぼ同じサイズなので、はめることができません。そこで、パイプ同士を接続する継手を買ってきました(約200円)
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これの内径は89mmですが、セルの外径は93mmなので、このままではセルにははまりませんので少し広げることにしました。塩ビの耐熱温度は60℃、熱湯で柔らかくなるので、セルごと鍋に入れてぐつぐつ煮込みます。
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セルに押し込みたい部分だけ加熱するように水位を調整して5分ほど煮込んだところで、セルにはまりだしたので、強く押し込んで
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思った以上に綺麗にはめることができました。パイプ本体は明日にでも購入する予定です。
 
望遠鏡の鏡筒内はつや消し黒で塗装して筒の壁で光が反射しないようにしなければなりません。これは塗料を使わないで、黒の植毛紙を使うことにしました。千円弱とお手頃な価格なのですが、通販で購入すると送料が本体価格より高いです。でもここ以外に売っているところがなかなかないので、泣く泣く購入することにしました。
 
望遠鏡では、鏡筒内の反射光をさらに抑えるために、遮光環を何枚か鏡筒内に設置する必要があるのですが、ちょっと計算とか手間がかかるので、後回しにすることにします。

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